ホワイトボックステストのテストケースの網羅方法について、文章のみでは覚えにくいので図を書いて確認します。
命令網羅:すべての命令が最低1回
以下の図ではa > 5 という条件が Yes になるテストデータだけ用意すればよいのが命令網羅です。
たとえば、a = 6とすれば、puts aまで実行できるので全ても命令を網羅するすることができます。
分岐網羅:すべての分岐が最低1回
分岐に着目し、a>5とa<5の2パターンのテストケースを用意するのが分岐網羅です。
条件網羅:ここの条件の真偽をそれぞれ最低1回
条件に注目し、yes(a>5)とno(a<5)の2パターンのテストケースを用意するのが分岐網羅です。
複数条件網羅
複数ある条件の組み合わせをすべて試すものです。