2022年春にRailsgirlsに携わったことがきっかけで、秋に基本情報技術者試験を受けました。
試験前に合格のために取り組んだことを書き留めます。
動機と経緯
2022年6月 Railsgirlsに参加
2022年8月 受験申込み。思い立ったが吉日。テキストと過去問購入。
2022年9月 勉強始めるも先行き不透明感に意欲低下。
2022年10月 周囲の励ましに一念発起。まず準備が甘すぎて反省。受かるためのノウハウをググる日々。なりゆきのまま午前試験受験。
2022年11月 アクセル踏み込むも空回り感否めず。午後試験受験。
2022年12月 合格発表
2023年1月 合格証書届く
当時のスペック
3年ほど前にITパスポート、2021年にドットコムマスターアドバンス★★取得。
購入した書籍
ITパスポートの時にお世話になったシリーズ。
午前試験対策にちょうど良いです。
午後試験に対しては、前提知識が身につくという印象。
午前試験対策は、移動中など隙間時間にできる過去問道場が便利。
参照:基本情報技術者過去問道場
午後試験は設問が長いので、スマホで解くのは負担です。
午後試験問題は過去問を解く時間をしっかり確保した方がよいです。
試験前と当日
8月中旬、テキストに着手。
9月前半、過去問を解いてみると思のほか点数が採れたので慢心。
9月後半になって実際の過去問を解き始めて、午後問題が全く解けないことに気づきました。
(初回の対策問題の難易度が低かったように思います。)
しかし、午後試験問題の1問ずつをしっかり理解するにはかなり時間がかかり、思うように進まず。
10月、午前試験がまず受からないと話にならないので、そちらに注力(午後試験問題はほぼ取り組まず)。
過去問8年間分に取り組みました。
問題は4択ではありますが、2時間30分で80問なのでスピードも必要です。
過去問に取り組む前は「時間長いな・・・」と思っていましたが、実際にはあっというまで焦るくらいです。
試験前に時間を図って取り組むことをおすすめします。
実際、試験当日は1回見直すのでぎりぎりという印象でした。
単純計算で1問あたり110秒で解くことになりますが、計算問題ではその時間では厳しいことも当然あります。
10月末に受験。
解きなおしとはいえ正答率90%くらいの状態で挑戦したのですが、思ったより類似の問題の出題は少なく、80%に届かない成績で冷や汗ものでした。
(合格ラインは60%。試験直後にはメールで届くURLからスコアレポートを見ることができます。)
11月から午後試験対策を始めました(とても遅いです)。
「午前試験対策さえしておけば、午後は対策不要」との意見もあるようですが、今は午後試験の配点が大きいので対策は必須だと思います。
過去問でいうと、午前試験で正答率80%以上くらいになると午後試験に入りやすいかなという体感です。
選択問題は、下記に絞って取り組みました(得点につながりやすいと判断)。
- ソフトウェア
- ソフトウェア設計
- データベース
- プロジェクトマネジメント
- 経営戦略・企業と法務
- アセンブラ
アルゴリズムやソフトウェア開発は
回答を読むだけでは理解が厳しかったので、youtubeを活用。
過去問解説がありがたかったです。
情報系の教育を受けたことがなく、変数のイメージをまずはつかまなくては・・・くらいのレベルからスタートしたので、Bitap法は理解に時間がかかりました。
C言語も少し手を付けていたので迷いましたが、結局アセンブラに。
わかってくるとおもしろいのですが、最初は1題を理解するのにとにかく時間がかかりました。
アルゴリズムとソフトウェア開発(アセンブラ)は配点が大きく
おろそかにできないのですが、時間もかかります。
2時間半しかない試験時間を、大問ごとに何分割り振るかを決めて練習しておくとよいです。
11月末に午後試験を受験。
時間はぎりぎり、というより思う以上に足りないです。
私はうっかり、選択しないはずであったC言語の問題も数問解いてしまい、時間を無駄にしてしましました。
選択問題は最初にチェックを入れておくなど、焦らない時間で対処しておくとよさそうです。
後日談
どうにか試験には受かりましたが、もっと時間に余裕を持つべきだったなと反省しました。
2023年から試験内容が変わるため古い情報とはなってしまいましたが、参考になりましたら幸いです。