Aromatherapy

アロマテラピー検定とは?【資格保持者の感想】

06/09/2020

【一生モノ】アロマテラピー検定とは?

 

香りが好きなので、勉強するきっかけに資格を取ろうかと考えてるんです。

おすすめってありますか?

 

それなら「アロマテラピー検定」がいいかな。

10代から70代まで幅広い年齢層の方が毎年2万人ほど受験されている人気の資格よ。

独学でも合格を目指せるし、手軽だけれど実践に必要なことは学べるわ。

 

資格保持者がこんな質問に答えます

  • アロマテラピー検定を受けるかどうか迷っている。
  • 独学での受験は可能?講座を受ける必要がある?
  • テキストや精油セット・・・必要なものは?資格取得までにはいくらかかる?
  • 2級と1級の同時受験、もしくは1級からの受験は可能?
  • 就職には有利?取得のメリット・デメリットを知りたい。

 

目次よりお好きな項目を選んでご覧いただくこともできます。

 

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アロマテラピー検定ってどんな資格?

目標を持つ楽しみもあります

 

アロマテラピー検定とは、アロマテラピーへの関心を深め、個人で楽しんだり知識を深めることを目的に、公益社団法人日本アロマ環境協会が主催しているものです。

 

アロマテラピー検定には1級と2級があります。

 

アロマテラピー検定2級

アロマテラピーを自分自身で安全に楽しむための基本知識が身に付きます。

 

アロマテラピー検定1級

家族や周囲の人たちに正しく、安全に楽しんでもらうための知識を得られます。

 

1級に合格すると、アロマテラピーアドバイザーやアロマセラピストなど、さらに上級の資格を目指すことができるようになります。

 

アロマテラピーを自分で楽しむこと、周りの人を楽しませること、健康や美容に活かすこと・・・

アロマテラピー検定は、アロマテラピーを多方面から学び、理解を深め、使いこなすための検定です。

 

アロマテラピー検定の概要

 

試験日

5月・11月(年2回)

 

試験時間

2級 30分 (内、香りテスト5分)

1級 35分 (内、香りテスト5分)

 

2級と1級の受験時間は重複しないようになっており、同日に2つの級が受験が可能です。

また、1級のみの受験もできます。

 

受験料

2級 6,600円 (税込)

1級 6,600円 (税込)

2級・1級併願の場合 13,200円(税込)

 

受験資格

なし。誰でも何歳でも何級からでも受験可能。

 

出題数

2級:55問 / 1級:70問

 

試験形式

インターネット試験(選択解答方式)

 

インターネット試験とは、インターネットを介してパソコンやスマートフォンを用いて行う試験です。

あらかじめ受験が可能かどうか、下記リンク先より動作環境・受験環境をご確認ください。

 

合格基準

正答率 80% (合格率 90%)

 

出題範囲

(公社)日本アロマ環境協会発行の検定テキストより出題

 

平均勉強時間

約2か月

 

受験内容、受験方法については変更される場合もあるので、下記協会HPで必ず最新の情報を確認してください。

 

 

 

公益社団法人 日本アロマ環境協会(AEAJ)とは

 

アロマテラピーの普及・啓発を目的とするアロマテラピー協会を母体として1996年に設立。

 

2005年に社団法人、2012年に公益社団法人になりました。

 

アロマテラピーに関する正しい知識の普及・調査・研究活動をはじめ、アロマテラピー関連資格の認定実施を行い、自然の香りに満ちた心地よい環境(アロマ環境)づくりに取り組んでいます。

 

公益社団法人に関しては下記リンク先をご参照ください。

 

 

 

セルフケアのためならアロマテラピー検定2級

心も体も健やかに毎日を過ごせたら素敵ですよね

 

アロマテラピー検定2級は、自分自身で安全に楽しむための知識と理解が得られる資格です。

 

2級を取得すると、自分自身でアロマテラピーを楽しみ、健康に役立てるための基本知識が得られます。

 

出題範囲

  • 香りテスト
  • アロマテラピーの基本
  • きちんと知りたい、精油のこと
  • アロマテラピーの安全性
  • アロマテラピーを実践する
  • 精油のプロフィール(対象11種類)

 

なお、アロマテラピー検定では「香りテスト」が行われます。

 

香りテストとは精油の香りを嗅いで精油名を答える問題で、インターネット試験では事前に香りテスト資材が送付されます。

 

出題対象となる精油は下記の11種類で、プロフィール(原料植物名や科名、抽出部位など基本的なことがら)を覚える必要があります。

 

下記の表で★がついたものは香りテストの対象となりますので、プロフィールと同時に香りから精油名を答えられるようになっておく必要があります。

 

2級の対象となる精油

香りテストの対象は11種類のうちの9種類です。

 

 

アロマテラピーへの興味を深めたいなら気軽にチャレンジしてみましょう。

 

 

家族や友人にも役立てたいならアロマテラピー検定1級

1級は家族のケアもできるレベルを目指します。

 

アロマテラピー検定1級は、家族や友人など周囲の人とともにアロマを楽しみ、健康増進に役立てる資格です。

 

1級を取得すると自分自身だけでなく、家族や友人など自分の周囲の人たちにも正しく安全にアロマテラピーを楽しんでもらうのに必要な知識が得られます。

 

出題範囲

  • 香りテスト
  • アロマテラピーの基本
  • きちんと知りたい、精油のこと
  • アロマテラピーの安全性
  • アロマテラピーを実践する
  • アロマテラピーのメカニズム
  • アロマテラピーとビューティ&ヘルスケア
  • アロマテラピーの歴史をひもとく
  • アロマテラピーに関係する法律
  • 精油のプロフィール(対象30種類)

 

1級では対象となる精油が大きく増え、2級の11種類に加えて19種類、合計30種類の精油が対象。

 

また、健康学やアロマテラピーに関する法律などより深い知識が必要になります。

 

なお、下記の表の☆がついているものは2級の対象にもなっている精油です。

 

1級では2級の範囲も出題されますので、出題範囲を間違えないよう注意しましょう。

 

個人的には、内容が充実している1級の受験をおすすめします。

 

1級で対象となる精油

香りテストの対象は17種類です。

 

 

公式テキストを中心に勉強しましょう

香りは一晩では覚えにくいため早めに対策しておくとよいです。

 

試験問題は『アロマテラピー検定 公式テキスト』から出題されますので、テキストを中心に勉強すれば大丈夫。

 

また、公式問題集もありますので、独学でも十分受験可能です。

 

協会の公式HP(下記リンク先)にて公式テキスト・問題集をご確認いただけます。

 

 

認定スクールへ通うメリット

私は10年ほど前に検定1級を取得しましたが、その際には認定スクールへ通いました。

先生からは多くの体験談や実践例をお聞きすることができ、毎回さまざまなクラフトづくりができてとても楽しかったのを覚えています。

また、さまざまな年代・職業の方とご一緒し、さまざまな実践例を共有できたことで一人よりずっと効率的に学べました。

 

受験にかかるコストは?

検定を受けるためには受講料、テキスト代、精油セット代が必要です。

 

受験にかかるコストは、独学だと20,000円以下で収まります。

 

受験に必要なものを下記にご紹介しますので、予算を立てる際の目安にされてください。

 

アロマテラピー検定を受験するには、受験料が必要となります。

 

受験料

2級 6,600円 (税込)

1級 6,600円 (税込)

2級・1級併願の場合 13,200円(税込)

 

試験勉強に必要なものは『アロマテラピー検定 公式テキスト』と香りテストの対象精油がセットになった『精油セット』です。

 

2級受験に必要なもの

  • アロマテラピー検定 公式テキスト
  • エッセンシャルオイル入門セット・アロマテラピー検定2級(2019年改訂版)対応

 

1級受験に必要なもの

  • アロマテラピー検定 公式テキスト
  • エッセンシャルオイル入門セット・アロマテラピー検定2級(2019年改訂版)対応
  • エッセンシャルオイル入門セットA・アロマテラピー検定1級(2019年改訂版)対応

 

『エッセンシャルオイル入門セットB・アロマテラピー検定1級(2019年改訂版)対応』は、検定1級対応・香りテストは対象外の精油セットです。

ぜひ香りは知っていただきたいですが、香りテストに必須ではありません。

 

以前は別々でしたが、今は1級と2級、両方の範囲が1冊のテキストに収容されています。

2020年6月に改訂が行われていますので、中古で探す場合は注意しましょう。

 

 

AEAJ公式サイト(下記リンク先)のミニテストで試験のイメージがつくかと思います。

 

 

なお、問題に慣れておきたい方は『アロマテラピー検定公式問題集』があると安心です。

 

 

 

アロマテラピー検定のおすすめポイントは4つ

 

「興味がある」段階にちょうど良い

気になったらチャレンジを!

 

「アロマにちょっと興味はあるけど・・・」

そんな段階にちょうど良い資格だと思います。

 

年齢や経験などの受験制限はなく誰でも受けることができます。

 

また、受験後に資格維持のための費用がかかることもありません。

 

アロマテラピー検定は終身資格であり、一度取得すれば一生保有できます。

 

検定1級の上級資格であるアロマテラピーアドバイザーの資格を取得するには、AEAJへの入会が必要となります。

入会時には入会金が発生し、以降資格を維持するには年会費を支払っていく必要が出てきます。

 

下記リンク先の「会員を更新をしないと、資格は保持できないのですか?」をご参照ください。

 

 

アロマテラピーに関する基礎知識が身につく

アロマテラピーの基本知識がしっかり身につきます。

 

出題範囲(前述)に記載のとおり、アロマテラピー検定では必要な知識を広く学ぶことができます。

 

独学だと偏りが出ることがあるので、広く必要な知識をつけるためには最適です。

 

 

精油の安全な取り扱い方法がわかる

 

アロマテラピーは美容や健康維持に役立つものですが、そのためには正しい知識をもって扱う必要があります。

 

受験をとおして、適切な使い方を身に着けることができます。

 

 

デメリットが少ない

 

検定は一生モノですが、資格保有に維持費がかかることはありません。

 

デメリットがあるとしたら、受験費用と勉強に労力をかけなくてはいけないことでしょうか。

 

なお、アロマテラピー検定の良さは、資格取得にとどまらず自身や周囲の実生活に役に立つことです。

 

疲労感や寝つきの悪さなど、ちょっとした心身の不調を和らげることができるようになります。

 

たとえ精油を使わなかったとしても、健康学の知識はセルフケアや正しい情報選択に役立つので、デメリットよりはメリットが勝ると思います。

 

また、アロマテラピー検定では入会金や年会費は不要です。

 

まず検定を受験してみて、その後、上級資格の取得などを検討しても全く問題ありません。

 

 

さらに上位資格を目指すならアドバイザー取得検討を

 

検定1級取得後なら、アロマテラピーに関わる仕事に就くための上位資格が目指せます。

 

アロマテラピー検定の1級の上位資格は「アロマテラピーアドバイザー」です。

 

アロマテラピーアドバイザーとは、アロマテラピーの効用に関する知識をもち、安全性や法律面も含めて正しく社会に伝えることができる能力を認定する資格です。

 

精油やリラクセーションに関わるグッズ・アイテムを販売しているショップのスタッフに最適な資格がアロマテラピーアドバイザー

 

アロマテラピー検定1級合格後、AEAJへの入会、認定講習会受講を経て登録手続きができます。

 

個人的には、さらに上位の資格を希望しない場合は、アロマテラピー検定1級のまま保有することをおすすめします。

 

参考

アロマテラピーアドバイザー取得後に目指せる資格

  • アロマテラピーインストラクター
  • アロマセラピスト
  • アロマブレンドデザイナー
  • アロマハンドセラピスト

 

販売に活かしたい、講師やセラピストを目指したい場合に、アドバイザー取得を検討されるとコストとしても無駄がないです。

 

おわりに 日々の生活に+アロマ

セルフケアの手段を手に入れて、毎日笑顔で過ごせる自分に

 

アロマテラピー検定は、自分や身近な人のちょっとした不調のケアに役立つアロマテラピーの知識を習得できる資格です。

 

アロマテラピーは日々のセルフケアとして取り入れることができるので、習得した知識はそのまま生活に活かすことができます。

 

受験を通して自信をもって精油を扱えるようになりますし、香りが好きな人にとっては面白い内容も盛りだくさん。

 

興味がある方はぜひ、気軽にチャレンジしてみてください。

 

 

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