レモン(Lemon)の香りと作用
おすすめの使い方
テスティングしてもらったら微妙な顔されちゃいました。
正しく使えば安全だし、さまざまな有効事例をみたり、実際に体験すると活用しなきゃ損!と思うわよね。
ちなみにレモンは使ったことはある?
みんなが知ってる香りだから、ブレンドに加えると快適に感じてもらえると思うわ。
アロマセラピストがこんな疑問にお答えします
- レモンユーカリ、レモングラス・・・レモン精油には種類がある?
- ビタミンCは入ってる?レモン果汁とどう違うの?
- レモンがシミに効くって本当?
- レモンはゴキブリを寄せつけない?
- 使用期限が短いって聞いたけど目安はどれくらい?
- レモン精油の効果・効能やおすすめの使い方を教えて!
- レモンと相性の良い香りが知りたい!
目次よりお好きな項目からご覧いただくこともできます。
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アロマテラピーの効果が気になる方は先にこちらをどうぞ
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フレッシュで鋭い柑橘の香りのレモン精油
酸味があるフレッシュで鋭い柑橘の香りです。
レモンを切った時のようにナチュラルで、多くの人になじみがある親しみやすい香りです。
ビタミンCが豊富な果実は壊血病対策に
植物としての特徴
レモンは、インド原産の楕円形の葉をつける常緑樹です。
レモンという言葉は、いずれも柑橘類の果実をさすアラビア語の「ライムン」とペルシャ語の「リムン」に由来しています。
花弁の表が白、裏側が紫色の強い香りを持つ花は、1年を通して楽しむことができます。
レモンは病気を運んでくる昆虫の刺し傷に対する消毒剤として長いこと尊ばれてきました。
また、古代エジプトでは、肉や魚による食中毒やチフスなどの疫病に対する解毒剤として使われていました。
ヨーロッパに伝わったのは12世紀頃で、十字軍の兵士が持ち帰ったものと考えられています。
15世紀〜17世紀の大航海時代には、壊血病対策に食用として重宝されていました。
原料植物名:レモン
科名:ミカン科
学名:Citrus limon(キトゥルス リモン)
主な産地:アメリカ、イスラエル、イタリア、ギニア、スペイン、ブラジル、南アフリカ
抽出部位:果皮
精油製造法:圧搾法
色:透明または薄い黄色
主な成分:リモネン、βーピネン、シトラール、ヘキサナール など
五行:脾
メモ
レモンが親しみやすいのは、「シトラール」が化粧品や食品にも使われているから?
レモン独特の香りは、シトラール、ヘキサナールといった微量の芳香成分によるものです。
中でも、シトラールは人工香料としても製造され、レモン様の香りをつけるために食品や化粧品などに配合されています。
レモン様の香りを持つ精油の中には、このシトラールが含まれるものもあります。
果物じゃないものも?「レモン」がつく精油
精油の中には、レモン様の香りがすることから「レモン~」と呼ばれているものがあります。
そのため、「レモン」を冠する精油は複数存在しますが、案外「レモン精油」を実際に利用されている方は少ないかもしれません。
ここでは、「レモン(Citrus limon)」に似た名前の精油・ハーブについて簡単に説明します。
ユーカリ・シトリオドラ
(レモンユーカリ/ユーカリレモン)
オーストラリア原産のユーカリの葉から抽出される精油で、体液の循環を促し、痛みや炎症を鎮める効果や昆虫忌避作用に優れています。
詳細はこちらをご参照ください。
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レモングラス
インド原産のイネ科のハーブで、レモンに似たグリーン調の鮮烈で力強い香りがします。
鎮痛作用や老廃物の排出を促す効果、食欲増進効果、昆虫忌避作用などがあります。
詳しくはこちらで解説しています。
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メリッサ(レモンバーム)
シソ科の植物で、ハーブとしても精油としても使われます。
過敏な状態になってしまった心身を回復させる力があるほか、鎮痛作用にも優れています。
精油は収油率の低さから大変高価です。
詳しくはこちらからどうぞ。
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レモンマートル
オーストラリア原産のフトモモ科のハーブで、アロマテラピーで使用されるようになったのは比較的近年です。
シトラールがレモンの20倍ほど含まれており、レモンよりもレモンらしいといわれるほど、強い柑橘系の香りをもっています。
昆虫忌避作用に優れ、虫よけスプレーなどに利用されることがあります。
清涼感のあるレモングラス、ユーカリ・シトリオドラと比較すると柔らかい香りです。
ビタミンCは入ってる??レモン果汁との違い
レモン果汁は貴重なビタミンCの供給源ですが、レモン精油にビタミンCは入っていません。
レモン精油は、果皮から圧搾法で抽出されます。
圧搾法は、柑橘系の果皮から精油を抽出する際に用いる方法で、精油を果皮にもつ柑橘では圧搾するだけで精油をとることができるのです。
果皮から水蒸気蒸留法で得られる柑橘系の精油もありますが、圧搾法で採取されたものの方が香りが良くなります。
昔は果皮を手で搾って、染み出した精油を海綿に吸わせて採取する方法(海綿法)や、「エキュレル法」といって内部に尖った突起がたくさんある漏斗のような容器に果皮をあてて精油を採取する方法がありました。
現在は、機械で果実ごと潰し、後で精油と果汁を分離する方法がとられるようです。
精油は、水に溶けずに果汁に浮いた部分(脂溶性の芳香成分)。
ビタミンCは水に溶けるため、果汁には含まれますが精油には含まれないのです。
圧搾法は水蒸気蒸留法と違い、熱を加えないため自然そのままの香りを楽しめるところが最大の利点です。
難点としては、原料の搾りかすなどの不純物が混入する可能性があることや、科学的に不安定な成分も含まれるため、精油が劣化しやすくなる点が挙げられます。
そのため、圧搾法で抽出された精油については、開封後半年以内を目安に使い切るようにしましょう。
精油の製造方法について、詳しくはこちらで解説しています。
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また、果皮から抽出される精油のため、スキンケアに使う場合は特にオーガニックが安心です。
ゴキブリ除けになる!?
レモン精油の昆虫忌避効果
レモンには約130種類の芳香成分が含まれており、蚊を寄せ付けない力があるシトロネラ―ルも含まれています。
また、主要成分であるリモネンは、ゴキブリを含む昆虫に対して毒性を示すことが示唆されています。
※下記リンク先で詳細を確認いただけます。
Concise International Chemical Assessment Document No.5 Limonene (1998)
なお、昆虫忌避作用が高いとされるフェノール類やオキサイド類はごく微量。
ゴキブリを寄せ付けない作用についてはベチバーやクローブの方に高い効果が期待できそうです。
ベチバーが持つ昆虫忌避作用については、下記ページの「忌避率100%!?実験で証明された防虫効果」に記載しています。
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【心への作用】
爽やかな酸味と清涼感が作業効率UP
きりっとした鋭い香りは脳を刺激してリフレッシュさせるので、記憶力・集中力を高めて意欲的に活動したい日におすすめです。
リフレッシュできるので、朝や集中力が必要な仕事場、勉強部屋の芳香浴に適しています。
やる気を引き出す、また、動揺したとき、気分が高ぶった時には心を冷静にする作用もあります。
レモンの気分状態を改善する作用は、実験結果からも示唆されています。
詳細は下記リンク先よりご確認いただけます。
こんなときに:ストレス、集中力の低下、リフレッシュ、集中力・記憶力UP など
利用方法:芳香浴法、ルームフレッシュナー など
集中力・記憶力を高める精油については、下記でもご紹介しています。
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【体への作用】
親しみやすい香りは芳香浴にも嬉しい
レモンの主成分は、リモネンやβーピネンといったモノテルペン炭化水素類で約80%を占めています。
そのため、爽快な香りはリフレッシュ効果が高いうえ殺菌作用に大変優れ、芳香浴に使用すると風邪を予防し、頭をすっきりさせ集中力を高めます。
病原菌と戦う白血球を活性化し免疫力を高める作用もあり、風邪やインフルエンザ、発熱やせき、のどの痛みなどさまざまな不調の改善にも役立ちます。
アロマテラピーが初めての方でも、レモンの香りはなじみがあるため、多くの人が集まる場所で使いやすいのも利点です。
他の柑橘系の精油同様に、消化器系の機能を向上させ、便秘の解消、おなかの張りなどを緩和する力もあります。
特に、脂っこい食事をした後の消化を助け、肝臓の機能を強化します。
血液循環を良くし高血圧を低下させ、血管壁を強化し、特に静脈の流れを改善するので、静脈瘤や痔の予防に最適です。
また、リンパの循環も促進することから、体を温め、体内の老廃物を排出させるのでマッサージ用のブレンドに加えると効果的です。
メモ
アロマセラピー学会が行った実験では、レモン精油の吸入による皮膚表面温度の上昇がサーモグラフィーで確認されたとのことです。
これは、主成分のリモネンが血液中に吸収され、血管拡張効果を表したためと考えられています。
(実際に血液を測定すると、吸入開始1分後にリモネンが血液中に存在します。)
また、レモンとローズマリー・カンファ―のブレンドを用いた実験で、認知症予防に効果がある可能性が示唆されています。
詳細は下記ページの「アロマには認知症を予防できる可能性がある?」をご参照ください。
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こんなときに:消化不良、のどの痛み、むくみ、疲労回復、関節痛、セルライト、月経前緊張症(PMS)、消化不良、便秘、吐き気、胸やけ、乗り物酔い、二日酔い、肝臓の不調、食欲不振、リウマチ、静脈瘤、高血圧、冷え性、免疫低下、風邪、インフルエンザ、感染症の予防 など
利用方法:芳香浴法、トリートメント法、沐浴法 など
【肌への作用】
シミやくすみに効果的!使用する時間帯に注意
レモンには、毛細血管の働きを改善して血行を促し、肌の新陳代謝を活性化させる作用があることから美白・美肌効果が期待できます。
また、肌にとどまっている古い角質を取り除く力もあり、古い角質が肌に残ることで生じるくすみを改善、肌色を輝かせます。
オイリー肌や油っぽい頭皮を効果的に洗浄します。
瘢痕組織を軟化させる効果があり、傷みやすい爪へのネイルケアにも活躍します。
なお、光毒性があるため、塗布後12時間は日光を避ける必要があります。
肌に使用する場合は、夜のスキンケアに取り入れると良いでしょう。
こんなときに:しみ、くすみ、魚の目、爪の手入れ、ヘアケア など
利用方法:クレイパック、手作りコスメ、トリートメント など
【ブレンドのコツ】
フルーツバスケットも楽しい♪
香りのタイプ:柑橘系
香りのノート:トップ
香りの強さ:強
さまざまな香りと調和する代表的なトップノートです。
他の柑橘系やフランキンセンス、ローズマリーなど、リモネンを含む精油とは特に相性が良いです。
ラベンサラやティートリーと合わせると、免疫系を刺激し治癒力を高めるブレンドになります。
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おすすめのブレンド・活用レシピ
精油は一つでも十分な効果を得ることができますが、ブレンドすることで相乗効果を期待できます。
レモン×ペパーミント
フレッシュで爽快感がある香りが胃腸の不快感を軽減
脂っこい食事の後や二日酔い、吐き気や乗り物酔いの際に役立つ組み合わせです。
肝臓を強化し消化を促進し、気分もすっきりとリフレッシュさせてくれます。
ドライブ中の車内で香らせると眠気覚ましにもなりますし、キッチンの消臭スプレーとしても使える組み合わせです。
キッチン用消臭スプレーレシピ
準備するもの
- スプレー容器(50ml)
- 精油(ペパーミント3滴、レモン10滴)
- 無水エタノール(10ml)
- 精製水(40ml)
作り方
- スプレー容器に無水エタノールと精油を入れ希釈します。
- 「1」に精製水を加えてできあがりです
※使用前にはよく振りましょう。
気分転換のルームフレッシュナー、網戸にひとふきして虫よけに、ちょっとした拭き掃除に・・・とさまざまな使い方ができます。
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レモン×ローズマリー
仕事がはかどる♪+夜のバスタイムにも
ローズマリー(シネオール・ベルベノン)のクリアでシャープな香りをレモンが甘酸っぱくフレッシュに仕上げています。
記憶力・集中力が高まる組み合わせですので、仕事や勉強の際に芳香浴として活用できますが、血行促進効果に優れたブレンドでもあります。
やや熱めのお湯の足浴や入浴で用いると、体のこわばりを解きリフレッシュさせ、心身に活力が戻ってきます。
血行促進!アロマバスソルト
準備するもの
- 無水エタノール 小さじ1
- 天然塩 大さじ1
- 精油 (ローズマリー2滴、レモン3滴)
作り方
- 無水エタノールに精油を加え希釈します。
- 「1」に天然塩を加えたらできあがりです。
※入浴前に作るようにし、作成後はすぐに使用しましょう。
日光を避けるため、夜のバスタイムに使用しましょう。
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リフレッシュ+感染予防も期待 芳香浴レシピ
レモン4滴、ペパーミント1滴、ティートリー1滴、タイム2滴をブレンドして芳香浴に用います。
爽やかな香りが気分転換にもなるうえ、高い抗菌作用により空気浄化に優れたブレンドです。
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レモン×マンダリン
クレイで安全・手軽にできるピーリング
シミやくすみの改善には、肌のターンオーバーを活性化し、メラニンを含む細胞を角質層に浮き上がらせ、それを剥がしとるピーリングが効果的です。
ピーリングとは、皮膚の角質層を剥がすことによってターンオーバーの活性化や肌の再生を促し美しい肌を作るケアのことです。
ピーリングは美容を専門とする皮膚科などで受けられるほか、自宅でできるいわゆるケミカルピーリングもありますが、利用方法によってはトラブルを起こすことがあります。
そこで、だれでも手軽に安全にできるクレイを使ったピーリングを紹介します。
精油は肌の血行促進・弾力回復が期待できるレモンとマンダリンを使用します。
ピーリング・クレイパック
代謝が高まるため翌日は皮脂分泌が活発に出ることがあり、またピーリング作用もマイルドなので、翌日より翌々日の方がなめらかに整います。
ぐっとトーンが上がり顔だけ白く目立ってしまうことがありますので、首までたっぷりパックしちゃいましょう。
マンダリンの詳細についてはこちら
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レモン×ローズヒップオイルの美白パック
レモンにローズヒップオイルを加えたクレイパックのレシピです。
ローズヒップオイルは皮膚の再生を促し、しわや老化を、色素沈着の予防に役立つ美容オイルとして人気があります。
細胞膜の構成成分であるγリノレン酸が多く含まれており、皮脂膜を形成してバリア機能を強化、皮膚の乾燥を防ぐ作用があります。また、βカロチンが含まれ、コラーゲンの生成に役立ちます。
作り方、使い方は上記と同様です。
美白のためのクレイパック
準備するもの
- クレイ(モンモリロナイト) 大さじ1
- ローズヒップオイル 小さじ1
- 精製水 適量
- レモン 2滴
なお、ローズヒップオイルはとても酸化が早い植物油です(使用期限の目安は開封後3か月)。
そのため、購入する際は少量ずつにしましょう。
ローズヒップオイルについて詳しい解説はこちらをご参照ください。
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レモン精油に期待される主な作用
加温作用
緩下作用
強肝作用
強壮作用
駆風作用
血圧降下作用
血流促進作用
解熱作用
健胃作用
抗ウィルス作用
殺菌作用
食欲増進作用
収斂作用
鎮静作用
細胞成長促進作用
皮膚軟化作用
利尿作用
他
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精油の薬理作用 芳香植物は、魅力的な香りで私たちをひきつけます。 各植物の個性の一つである精油は、植物がその種の生き残りをかけて作り出した物 ...
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【必読】アロマテラピーのルール
アロマテラピーを行うにあたっては下記を守りましょう。
アロマテラピーのルール
- 原液を皮膚につけないようにしましょう。
- 精油を飲用しないようにしましょう。
- 精油が目など粘膜部分に触れないようにしましょう。
- 火気に注意しましょう。
- 子どもやペットの手の届かない場所に保管しましょう。
- 定期的に使用状況をチェックしましょう。
また、お子様や高齢者、妊娠中の方には考慮していただきたい項目がありますので、こちらをあわせてご一読ください。
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アロマテラピーのルール~精油を安全に活用ために~ 精油は、植物から抽出した天然の物質だからと言って100%安全だというわけではありません。 ...
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レモン精油を使用する際に気をつけること
高濃度での使用は皮膚刺激の可能性がありますので、敏感肌の方は低濃度から試してみましょう。
光毒性がありますので、肌への使用後は直射日光を避けてください。
おわりに
使い勝手の良さと嬉しい作用が魅力のレモン精油
レモン精油についてご紹介しましたが、いかがだったでしょうか。
感染症対策にアロマテラピーを使ってみたい!けれど、香りがなじまなくて家族が嫌がるかも・・・
そんなときに、ナチュラルで親しみのあるレモンの香りは、子どもからお年寄りまで心地よく使っていただけるのが魅力です。
また、おなかの不調や集中力・記憶力UPに活躍するほか、美白・美肌効果も期待できます。
上手に活用して、日々を健やかに気持ちよく過ごしてまいりましょう。
レモン精油の利用方法について
詳しくはこちら
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知らなきゃもったいない!アロマテラピー利用法 アロマって香りを焚くだけだし簡単でいいですよね。 ち ...
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精油は体と心に働きかける力をもっています。
しかしながら、「医薬品」、「医薬部外品」、「化粧品」ではありません。
香りを楽しみながら、健康維持・増進、美容を目的にアロマテラピーを取り入れてみてください。
心身の状態が悪い時には速やかに医師の診察を受けるようにしましょう。